2010年度 委員長
深谷 晃祐
先輩方から脈々と受け繋がれてきた地域を思う気高き志。己を磨き、切磋琢磨し、自らの灯に更なる輝きを持たせることにより、未来を担う子供たちが、この地域に産んでくれてありがとうという感謝の意を持てる誇り高き地域にすることが我々の使命です。
現代社会では、物が溢れ、情報が溢れ、人間が望めば手に入らない物のほうが少ない位にとても便利な社会の中で暮らしています。しかし、自殺者が年間3万人超という目を背けたくなる現実。今、まさに自助、共助、公助の精神をもってこれからの地域づくりに本気で取り組む必要があります。自助、共助、公助の精神、それは継続事業である「塩竈みなと祭陸上パレード」を通し、一人では決して成し得る事のできない充実感と達成感を皆で体感し、この地域に生まれ育ち本当に良かったと心から感じてもらえる運営に努めます。さらに、全ての生命の母である私達の星。地球があるからこその、この私達の地域であり、私達の祭であることに誇りを持ち、そして感謝の念を重ねて感じてもらいます。
また、この地域に対してJCがどんなお役に立てるかを真剣に考え行動する、地域づくりは人づくりという理念に基づいた事業を行います。それはどんな時でもJAYCEEである事に誇りを持ち、決して恥じる事のない普段からの姿勢と行動で、己の心を常に律し、自身の心を磨き続けながら、この事業で実践し我々の運動を展開して行きます。
「温故知新」過去を検証し、理解を温め、現在に繋がる。未来への礎を育んでいくJC運動の中で、まずはJAYCEEが己の心を鍛え各々の灯が更に光輝いた時、地域に対する誇りと愛情がより一層増し、そして地域市民や行政と共に、明るい豊な社会が実現して行くと確信します。