2010年度 委員長
志賀 巧基

少子化や核家族化の進行、地域社会の変化など、子供や子育てを取り巻く環境が大きく変化する中で、私達「大人」に必要なことは、大切な使命をもった子供達の、将来の可能性を広げてあげることではないでしょうか。あたりまえの事ですが、我々人間は一人では生きていけません。共に助け合いながら「生きている」のではなく「生かされている」ということに感謝しなければならないのです。青少年の問題は大人社会の反映でもあります。「大人」が自らのあり方を見つめ直し、青少年に身近な社会的規範となることが必要です。

当委員会では、「みなとのまち100km徒歩の旅」という体験学習型の事業を通して、子供たちに「何事にも挫けず一歩一歩努力すれば、必ずやり遂げられる」という喜びと達成感を感じてもらい、苦労して努力したその先には成長した新しい自分が待っている事に気付かせます。そして自分に振りかかる問題を自らが考え自らが積極的に解決することで「生きる力」を醸成させると共に、やり抜く喜びの大切さを体験して学んでもらいます。また、本年度よりこの事業にご賛同、ご協力いただける熱い思いをもった支援団体が結成される事ととなり、地域の大人が地域の子供達のために、この事業を学び実践する団体が生まれました。そしてこの支援団体と連携することによって、地域の市民や行政にご理解をいただき双方が連携をとることによって運営が強化することで、地域に今以上に深く根差した事業を今後も創っていきます。この事業に関わる我々JCメンバー、ボランティアスタッフ、地域の大人、行政等、「大人」と呼ばれる我々には、大きな責任があります。「大人」が地域の子供たちのお手本となり、社会のルールを守り指針を示すことが大事なのです。「地域の子供は地域で育てる」の合言葉で第6回目となるこの事業に対して、「愛」をもって積極的に挑み「すべてのものに感謝」し我々委員会が「灯」となり地域に指針を示せるように、学び実践し地域教育に生かすことで、光り輝く地域が実現できると確信しています。