2010年度 委員長
伊東 清人

「ひとの輝き」とは、その「輝き」を尊重し合い、助け合い、人々が自ら輝きを放つことで、希望や未来を導きだし、心豊かな人々、明るい社会(地域)を創造することではないでしょうか。人々の生活や価値観が多様化する現代社会において、心の豊かさが欠落したと思えるような事件など頻繁に起こる時代背景の中、我々一人ひとりの心の在り方、物事の捉え方、人間としての社会との向き合い方を再度見つめ直す必要があると感じます。

明るい豊かな社会の創造を目指して日々精進している団体ですが、社会を創造するのは我々を含め一人ひとりの人間です。誰もが希望する明るい未来を創造するに至って、「人づくり」というキーワードを掲げて、非日常生活からではなく、日常生活において小さな事から始まる意識改革を推進し、地域の人々に、「自分づくり」から始まる青年会議所だから出来る誰もが輝ける運動を未来への一歩とし、メンバー一人ひとりが自覚を持ち伝播してまいります。また本年より、国民投票法が施行され昨年の歴史的政権交代後、政治への国民の関心が高まりつつある中、我が国、地域が明るい幸せな環境を待ち望んでおります。しかしながら、政党が変わっても一人ひとりが、待ち望んで期待しているだけでは何も変わりません。もっと自分達の国、地域に関心を抱き、気づきを得て、行動に移す事が大切です。我々は、「憲法タウンミーティング」という手法を用いて、よりよい日本国憲法の在り方について学び多い場を提供します。

「ひとの輝き」創造委員会メンバー一同は、本年「利他の精神」に基づき、一人ひとりが利他の実践により地域から笑顔溢れる人々が幸せを感じ、その幸せこそが、人の輝きを創造し、未来を照らす人材育成を通じて、明るい豊かな地域の創造に結びつくと確信致します。