2010年度 議長
水戸 英志
民主党による政権交代がなされ、経済や企業、そして社会の国「も大きく変化することが予想されます。鳩山内閣では、国のムダ使いを無くすべく行政刷新会議を創設し、事業仕分けにより、各事業の担いは、国か地方か、または民間か、もしくは全くのムダであるのか、事業存廃の判断の着手を行います。社団法人の担いとは何か。公益社団法人制度改革から政府の事業仕分け。いよいよ我が塩釜JCにおいても、その本質が問われる時期が来たのではないのでしょうか。
2007年度、塩釜JCでは総会にて公益社団法人への道を選択しました。権利なき社団、人格なき社団、任意団体的運営になってしまえば、塩釜JCは解散、そして類似団体へ残余財産を全額寄付することになります。運営する上で、我々は塩釜JCの担い、公益社団法人の本質を問いかけ続ける必要があり、公の利益を追求していかなければなりません。そして手続き上において、社団法人からの選択肢を迫られる今、その決断を下すのは本年度がタイムリミットになります。次年度以降、認可を得るために、定款や申請の準備を進めていかなければなりません。さらに当会議体には総務の役務もあり、塩釜JC全体をバックアップし、メンバー一人ひとりから発する「輝き」が地域、未来を照らすが為に、様々な事業の支援も行います。その上で、塩釜JCの円滑な組織運営の土壌を均すべく総務は、各事業の予算組みを承認する理事会議の議事録作成、最高意思決定機関である総会の企画、資料作成、塩釜JCメンバーのバイブルでもあるガイダンスの作成、褒賞・表彰・慶弔に関する職務等を遂行します。
「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」当会議体は、社団法人塩釜青年会議所の今後の方向性に向けて礎を築き、そして塩釜JC全体の様々な総務の担いを諸事貫徹し、メンバー一人ひとりから発する「輝き」が地域、未来を照らし、そして未来永劫誇れる、我々メンバーやOB、そしてこの地域にとって掛け替えのない塩釜JCとしての布石を残します。