2010年度 委員長
鴫原 啓文

我々、(社)塩釜青年会議所( 塩釜JC)は本年度、設立35周年という節目を迎え、今まで以上の信頼と期待に応えるべく、更なる運動に邁進していかなくてはならないときに、会員数の伸び悩みという大きな問題に直面しています。これから会員数の減少が続けば活動に支障をきたすことはおろか、組織の運営自体にも影響を及ぼすでしょう。会員数が増えるような魅力ある団体になることが本年度の最重要課題と言っても過言ではありません。

昨今、各地で様々な団体が立ち上がり、地域の為に活動し貢献しています。塩釜JCはその数ある団体の1つという考えになってしまったのかも知れません。このような現状において我々自身も何故、JC活動を行っているのかと考えさせられるようになってしまったのではないでしょうか。このことが経済の低迷と共に、会員拡大にブレーキをかける要因の一つのように感じます。当委員会ではメンバーが塩釜JCの運動の素晴らしさを再認識し、JAYCEEとして自信と誇りと輝きを持って運動が出来るよう、一人ひとりの資質の向上を目指した会員研修を行います。また、我々の運動を多くの方々に知っていただき、その中で我々の運動に少しでも興味を持たれた方を大切にし、会員拡大に繋げて参ります。今後、会員拡大を行うにあたっては、これからこの地域を担うであろう若い世代の人材の発掘と獲得と育成に努めます。夢や希望を持ってJC活動を行えば、今以上に素晴らしい組織となり、そして我々と共に未来の地域を創造していく新しい仲間がきっと増えることでしょう。魅力ある団体に人が集まり、より魅力ある地域の創造が出来る。そのような素晴らしい循環をめざして、より多くの灯ともしびを集めましょう。明るい豊かな社会を築くために。そして「自らが地域まちの灯ともしびとならん」ために。