公益社団法人塩釜青年会議所 2017年度

公益社団法人塩釜青年会議所

まちづくり委員会 委員長     ​宮本 柾史

 昨今、若者の地域離れの社会問題は、私達が暮らすこの地域においても市民参画を必要とする公益的な地域活動の衰退化を招き、愛する我がまちの存続と発展が懸念されています。地域で生かされている我々は、次世代に地域の良さを伝え、若者が地元で活躍する場を創出し、先輩諸兄から脈々と引き継がれるかけがえのない郷土への愛着を育む精神と地域の魅力を輝かせ発信し、明るい未来を次世代につなぐ元気溢れるまちづくりが必要です。

 まずは、我々塩釜JCが掲げる一年の方向性を発信するために、新年式典・名刺交換会の運営を執り行い、関係各所や諸団体と相互理解を深める交流を図り、共に活動する同志との結束力を高め、JC運動に対しての理解と協力を構築します。そして、地域の皆様とともに元気溢れる街の実現に向けた運動を実践するために、私達が暮らす二市三町の誇れる歴史・文化・伝統に焦点を当て、地域特性の魅力を多くの方々と共有し、地域が活気づくまちづくりを展開します。さらに、第70回の節目を迎える塩竈みなと祭では、未来につながる賑わいを呼び込み魅力ある元気なまちにするために、行政や他団体と連携を図り、産業復興と元気快復のルーツを紐解き発展させ、地域が感動でつながる市民参加型の陸上パレードの企画と運営を行います。また、史都多賀城への愛着が広がる運動を展開するために、市民団体や地域住民と共に多賀城政庁跡に秘める歴史的価値を保存から活用へと華開かせ、地域への誇りと郷土愛を育む舞台となる第8回アラハバキの灯の企画と運営を行います。そして、JCの理念に共感し運動を繋ぐために、新たな同志の拡大を行います。

 地域の魅力をより高め発信する我々のまちづくりは、人々に笑顔、まちに賑わい、未来に夢を創出する地域の活性化へと繋がり、未来を担う次世代が憧れを抱き、この地域を牽引し更なる発展へと導く人財が育まれ、二市三町への感謝が、元気溢れる街を実現します。

  • 塩釜JC新年式典の企画と実施
  • 『元気』溢れる街の実現!!へ向けた運動の実践
  • 地域に根差した進化する「第70回塩竈みなと祭陸上パレード」の企画と運営
  • 地域のたからをさらに輝かせる進化した「第8回アラハバキの灯」の企画と運営
  • 『元気』溢れる街の実現のために行政や他団体と相互理解を深めた連携
  • 『元気』溢れる街の実現につながる、全員で実践する志高き同志の拡大