公益社団法人塩釜青年会議所 2013年度

公益社団法人塩釜青年会議所

青少年育成委員会委員長     安住政一郎

委員会基本計画

 東日本大震災において他者への配慮を忘れずに助け合う日本人の姿勢は世界から賞賛されました。そして、教育には伝統を次代へと伝える意味があることから、この誇るべき姿勢は教育により受け継がれてきたといえます。しかし、現代では戦後教育の影響もあり我々が誇るべき道徳心が薄れています。今こそ道徳心を育む「徳育」を推進し子供そしてその範となる大人にとっても精神的、社会的規範となる「道しるべ」を示す必要があります。
 まずは、NPO法人みやぎみなとまちづくり市民会議との連携をこれまで以上に強化し、今後の運営方法をお互いに検討しながら、地域と連携した第8回みなとのまち100km徒歩の旅を企画、実施します。そして、地域にとって未来への投資となる青少年育成を実現し、未来とのつながりを強固なものとします。さらに、時代を映す鏡である子供たちの健全な成長を目的として、今地域から必要とされる青少年とはどのようなものかをしっかりと把握し、理解しながら青少年育成事業を行うことで、地域の人々が意欲的に社会貢献活動に参画できるよう意識を変革します。また、希望に満ち溢れたまちの実現のため、道徳心を育む運動である「徳育」を推進し、地域の青少年一人ひとりがこの地域をより良いものにするという気概と、どんな困難にも立ち向かう覚悟を持って行動することの重要性を実感できる新たな運動を実践します。そして、塩釜JC内の他の委員会と協力、連携し行政や他団体との相互理解を深め連携を強めながら地域に根差した事業を企画、実施することで我々が受け取ったバトンをしっかりと握り次の世代へと繋げてまいります。
 塩釜JCメンバー一人ひとりが気概と覚悟を持ち、我々が暮らす地域から求められる青少年育成事業を展開し、このまちの人々の意識が社会貢献活動に意欲的に参加できるよう変革され、愛する地域が震災以前よりも素晴らしい「希望に満ち溢れたまち」となります。

委員会事業計画

  • 地域と連携した第8回みなとのまち100km徒歩の旅の企画と実施
  • NPO法人みやぎみなとまちづくり市民会議との連携強化と、今後の運営に関わる検討
  • 地域・行政・他団体と連携した第4回アラハバキの灯の企画と実施
  • 地域に必要とされている青少年育成事業の企画と実施
  • 希望に満ち溢れたまちの実現につながる会員の拡大
  • 行政や他団体との相互理解を深めた連携
  • 希望に満ち溢れたまちの実現のために、一人ひとりが気概と覚悟を持って行動する新たな運動の実践
  • 他委員会との連携、その他