2012年度 委員長
安住 陽一

委員会基本計画

3月11日、東日本大震災が発生し、活動エリアである二市三町においても甚大な被害を受けました。みんなが助け合い支え合う中で誰もが自分一人で生きているのではなく、生かされていることを再認識させられました。今後は、この地域を復興させていかなければなりません。その為には我々が自己研鑽に励み、信頼されるリーダーとならなければなりません。また同時に次代を担う若い力も育てていかなければならないのです。
我々青少年育成委員会の事業に参画してもらうことで、「自立」と「共助」の大切さを肌身で感じて頂けるよう努めると同時に、様々な世代の市民に達成感や喜び、感動を体験してもらいます。また子ども達は我々大人の背中を見て育ちます。接し方一つで子ども達の未来を左右しかねません。まずは我々が己を律し凛然と行動することで身近な手本となります。さらに、「みなとのまち100km徒歩の旅」を通して、子ども達が自立した豊かな心を持った大人になれるように、自分自身と向き合い他人と協力し助け合う機会をつくり「生きる力」を醸成してもらいます。「地域の子どもは地域が育てる」という想いを基点として家庭、学校、行政などと連携を図ります。大人の意識が向上し子ども達と接する機会が増えることで、地域が一体となって子ども達を育てていく環境を創造していきます。今後もNPO法人みなとまちづくり市民会議等と協力しながら「みなとのまち100km徒歩の旅」を進化させ、未来を切り拓くリーダーとなる人材育成の機会を積極的に創出していきます。
私たちの運動に参画してもらうことで、近い将来子ども達がこの地域社会に出たときに、どんな困難にも諦めない力強い人間に成長します。この運動を地域と一体となって継続、進化させていくことで「明るい豊かな社会」が実現します。

委員会事業計画

1.地域と連携した第7回みなとのまち100km徒歩の旅の企画と実践
2.支援・移管先予定団体(NPO法人みやぎみなとまちづくり市民会議)との連携と、今後の運営に関わる検討
3.行政や他団体との相互理解を深めた連携
4.明るく元気で魅力ある地域の創造につながる会員増強の支援と拡大
5.地域への復興支援活動に対する企画と実施
6.かけがえのないまちの再生のために、一人ひとりが凛然と行動することによる新たな運動の実践 
7.他委員会との連携、その他