【東日本大震災の経験を活かして、有事への備えを】

東日本大震災から4年が経ちました。
しかしながら現在、日本は南海トラフ地震など様々な自然災害の発生が危惧されています。公益社団法人塩釜青年会議所ではこの大震災のリアルな体験・経験を多くの方にお伝えすることで、少しでもお役に立てればと考え、日本各地にてご講演をさせて頂いております。

先月、千葉県鴨川市にて一般社団法人鴨川青年会議所3月例会 『大震災の現実~果たすべき大人の責任~』が開催されましたが、塩釜青年会議所の鈴木貴資監事(2011年震災時、理事長)が災害・減災・防災セミナーの講師を務めさせていただきました。大規模な自然災害に対し、一人一人が身近なものと意識し、備えをする事が重要です。実体験からメディアで報道されない被災後のリアルな状況をお伝えし、被災後の日常生活を生き残るヒントを学び考える機会としてお話しをさせていただきました。

また今月は4和歌山県海南市にて一般社団法人海南青年会議所の4月例会『震災後、我々にできることは何か~東日本大震災に学ぶ~』が開催されました。その講師として塩釜青年会議所の佐藤知樹特別顧問(2011年震災時、宮城ブロック協議会の会長)が講演をさせていただきました。和歌山県も、南海トラフ地震により、巨大な津波の襲来が予想されるエリアです。想定外で終わらせることなく、的確に想定し、被害を最低限にする、その一助となればと思い、講演をさせていただきました。

公益社団法人塩釜青年会議所はこの大震災を経て体験したことを、有事に活かし備えとして頂けるよう考えております。