2012年度 委員長
星山 純一郎

委員会基本計画

3月11日の未曽有の震災によりかけがえのない私たちのまちと被災した方の人生が大きく変わり深い悲しみと絶望感にさいなまれました。被災を受けたことにより将来へのくらしの不安など多くの問題を抱えています。その諸問題を解決するべく、我々は地域に育てられた青年として、発災前より更に進化したまちの再生に全力で取り組まなければなりません。
そのためには、地域のリーダーたる私たちが己を高めなければなりません。「変わらないために変わる」ためにも現状を維持するのではなく、一人ひとりが一切の妥協をせず常に高い志を持ち行動します。今まで「まちづくり事業」は多くの諸先輩方がまちの発展を願い市民に元気と活気を与え、地域に根ざした活動を行ってきました。その思いを受け継ぎながらこれまで以上に行政、各種団体としっかりとより強固な連携を図りながら、今の時代に即した地域から必要とされる運動を展開しなければなりません。一人でも多くの市民を進化したまちの再生に巻き込むことで自立を促進することができ、まちの再生に挑戦し続けられるような意識を醸成します。そのような意識が根づくことで市民が自主的に地域社会に関われるようになり、さらに市民と地域の絆がより深まることで郷土愛みなぎる成熟した社会になります。「生き抜く力」と「生かされていることへの感謝」がみなぎる社会こそが「明るい豊かな社会」であり、その実現に向けて青年らしくはつらつと行動します。
今こそひとりの人間として、地域を支える青年として、愛するまちのために何事にも感謝の心を持ち、地域から求められていることは何かを真剣に考え行動し、元気で笑顔溢れるかけがえのないまちの再生に向けた新たな一歩を踏み出します。

委員会事業計画

1.今の時代を反映した第65回塩竈みなとまつり陸上パレードの企画と実施
2.地域・行政・他団体と連携した第3回アラハバキの灯の企画と実施
3.行政や他団体との相互理解を深めた連携
4.裸参りの参画
5.明るく元気で魅力ある地域の創造につながる会員増強の支援と拡大
6.地域への復興支援活動に対する企画と実施
7.かけがえのないまちの再生のために、一人ひとりが凛然と行動することによる新たな運動の実践
8.他委員会との連携、その他